骨董と一口に言っても、その対象は様々で、それぞれに熱心な収集家がいます。
そんななかでも、骨董として一般的なのは、やはり各種の美術品ややきもの、そして実際に生活の中で使える、あるいは使われてきた実用品ということになるでしょうか。
もちろんそのそれぞれに日本のもの、海外のものといった区別もできます。
実際、古くから残っているものは、すべて骨董と呼んでもよいくらい(先に述べたとおり、一般には、100年以上を経過したものが骨董と呼ばれます)ですが、ここでは代表的なものとして、日本の骨董の美術品、やきもの、実用品を見ていきましょう。
まずは、美術品のカテゴリーですが、その代表的なもののひとつに浮世絵があります。
日本から西洋に渡り、その大胆な構図や色使いが西洋の著名な画家にも大きな影響を与えた浮世絵も、日本では包装紙に使われていたほど、その値打ちを認められていませんでした。
海外の芸術家や芸術愛好家によって発見された日本の誇る芸術作品の一つといってよいでしょう。
浮世絵は美人画、風景画、役者絵など様々な種類のある版画です。
著名な浮世絵師の作品は世界中の愛好家が取引するため、とても一般の人が手を出せるようなものではありませんが、そうでなくても様々な浮世絵が売買されています。
浮世絵は、初摺と呼ばれる摺り初めから200枚くらいまでのものと、後摺と呼ばれるそれ以降のものとでは、取引価格に大きな違いがあります。
初心者の間は後摺の手頃な価格の浮世絵から収集を始めるとよいでしょう。
浮世絵は版画ですが、骨董の絵としては大津絵も人気があります。
京都の東本願寺の建立の際に滋賀の大津に移った絵師によって始められたと伝えられる大津絵は現在も続く芸術です。
初期の作品の多くは仏画で非常に高価な価格で取引されています。
こうした浮世絵や大津絵などは、多くの専門店がありますし、骨董市などでも掘り出し物を見つけられるかもしれません。
まずは自分の好きな絵を選ぶ感覚で始めるとよいでしょう。
骨壷のまめ知識は、骨董ついて解説しています。
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