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やきものの鑑定の基礎知識(2)

お茶の世界で人気の高いやきものが「唐津」です。

唐津焼は16世紀の後半に成立したといわれる朝鮮系のやきものです。

戦国時代の真最中、茶人たちは「侘び・寂び」の道具として朝鮮系のやきものを珍重しました。

唐津のやきものは、そのような時代の中で成立したのです。

唐津の魅力は様々ですが、まずは非常に珍重された朝鮮のやきものの魅力をそのまま伝えていること、そしてその朝鮮のやきものの魅力に、日本人の感性が加味されていること、中国陶磁器とは対照的なくどくどしないさっぱりとした図柄、使ううちに細かいひびからにじみこむ天井のしみのような「雨漏り」といわれるものがでて、それが「侘び・寂び」の深い味わいを醸すことなどが挙げられます。

唐津の鑑定のポイントは器の接する高台にあります。

まず三日月高台と呼ばれる特徴があります。

これは高台を上にして見るとき、やや中心がずれて削られており、一方の幅が膨らんであたかも三日月のように見える高台です。

次に竹節高台と呼ばれる特徴があります。

横から高台を見ると竹の節目のように真ん中が飛び出ています。

次に縮緬皺(ちりめんしわ)と呼ばれる独特の皺も特徴です。

高台を削るときにできる皺です。

また兜巾(ときん)と呼ばれる高台の中央が飛び出した形状も特徴です。

こうした特徴を備えていれば、唐津のやきものである可能性が高まります。

骨董市で唐津を探すときには、この3点をよく見るようにしましょう。

次に今もやきものとして人気のある信楽。

鎌倉時代の後期に確立されたといわれる信楽焼。

その代表的な特徴は、やきものの肌から、つぶつぶの大きな白い長石が全面に吹き出ていること。

つぼならかなりの確立で信楽です。

信楽では、混じった木の節が焼かれてできた空洞をウニといいます。

多くの信楽のやきものにこのウニを見ることができます。

割れたビスケットのような肌になったものは「ビスケット肌」と呼ばれて、骨董の収集家の間ではとても人気があります。

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