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古伊万里をみる(2)

古伊万里、伊万里焼を見るときの初心者にも可能なポイントを3つ挙げておきましょう。

これらを満たしていれば、その伊万里焼が本物である可能性は高まります。

ただし、先にも述べたとおり、贋作は、基本的に、こうしたポイントをできるだけ似せようとして作られています。

ですから、これらのポイントを満たしているように見えても100%本物であるかどうかはわかりません。

実は、骨董の面白さは、そうしたものの真贋を見極める能力を自分で高めていくことのなかにもあるのです。

ですから、日々研鑽と心がけて、自分の能力が高まっていくことに喜びを見出していくようにしましょう。

そうすれば骨董への造詣と愛着はますます深まることでしょう。

それでは3つのポイントを見ていきましょう。

まずひとつめは、皿の縁が手前と奥でゆがんでいること。

皿を水平に持ってみましょう。

皿の縁がすべて水平のものには贋作が多いといわれます。

これは昔の窯の温度管理が現在のように厳正に行うことが不可能だったためです。

やきものは高温になると20%程度、収縮します。

昔の窯のように温度にむらがあると、どうしても陶磁器に「ゆがみ」「ひずみ」「割れ」が生じます。

多くの贋作は、現代の洗練された窯を使うため、かえって均一でゆがみやひずみのないものができるのです。

皿を水平にしてゆがんでいれば、まずは古いものと思ってもよいでしょう。

次にお皿の表面(これを骨董では、「見込み」といいます)を見ると、使いこまれた皿なら、必ず無数の小さな傷がつきます。

これをルーペなどで見たとき、それらの傷が様々な方向に向かってついていることが重要です。

一定方向にのみ傷がついているものは後から紙やすりなどで故意に傷をつけた可能性があります。

小さな傷が無数にあらゆる方向についている、これが二つ目のポイントです。

つぼや徳利の場合にも、その表面の傷をよく観察するようにしましょう。

最後のポイントは表面の釉薬の反射です。

これをテカリといいますが、できたてのものほど、テカリがぴかぴかと光って見えます。

最近作られた贋作ほど、表面の傷も少ないためテカリがきつくなるのです。

伊万里焼を見るときには、まずは以上の3点に気をつけて見るようにしましょう。

骨壷のまめ知識は、骨董ついて解説しています。

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